前回の記事の続きです。
タイマムシン作、個別銘柄分析ファイルの説明(2)
未分析の銘柄の抽出
(7月2日作成の高配当株ランキング)
未分析銘柄については、K列が「無」となり、行全体が赤くなります(列表示が切れててすみません)。
今回、249位の「アサヒホールディングス(5857)」が未分析なので、こちらの情報を確認していきます。
ちなみに、236位とかも未分析なのにほったらかしてるのは、現在地方銀行とリート銘柄は分析対象から外しているからです。あくまで僕の考えなので、分析したって全然アリです(特に地方銀行については、残念な思いをすることが多いですが…)。
分析対象が決まったら、過去分析シートの最下行に、銘柄コードを打ち込みます。
IRバンクにてざっくりと状況把握
IRバンクにて過去分の決算情報を確認し、
決算情報確認日の日付とともに、過去分析シートに入力していきます。
(ブログの説明用に入力しているので、上の評価は適当です。信じないでください。)
「現金等」の金額と、
「総資産」の金額より計算し、入力します。
Yahoo!ファイナンスの個別銘柄ページにて、PBRその他を確認
ランキング表の銘柄コードにはYahoo!ファイナンスの個別銘柄ページへのリンクが仕込まれているので、クリックすると該当ページへ飛ぶことができます。
この時、L列の分析日から二日以内であれば、行が緑色になるように設定しているので、該当リンクを探しやすくなっています。
その条件付き書式の内容はこんな感じです。
Yahoo!ファイナンスのページに飛ぶと、PBR情報が記載されているので、
過去分析シートのM列に転記します。
Yahoo!ファイナンスのページに戻って、「企業情報」タブに移動します。
すると、業種その他の概要が表示されるので、
(アサヒビール関連の会社だと思ってたことは内緒w)
必要と思われる情報を過去分析シートに転記します。
企業の直近の決算情報を確認
ここまでの情報の確認で、決算情報が興味を引くものであった場合にだけ、個別のIR情報その他を確認しに行きます。
(「社名+IR」で検索)
企業サイトにアクセスすると、こんな感じで情報公開しています(企業によって資料の種類や内容はまちまち)
決算短信より流動資産・流動負債の金額を確認し、流動比率を計算します。
ついでにIR情報ページのリンクも貼り付けてしまいます(次回以降の確認用)
説明資料(大体はパワーポイントで作成したもののPDF)も確認します。
大体は内容が半分もわかりませんけどね…w
ここまで確認して、納得できれば購入します。
最後の分析から時間が経ってしまった銘柄について
最後に分析した時点から半年以上経過した銘柄については、分析日のセルを黄色ハッチングするように設定しています。
条件付き書式の設定はこんな感じです。
さらに、その黄色くなったセルをクリックすると、
過去分析シートの該当銘柄の行へ飛べます。
これで、最後の分析から時間が経った銘柄について、再度確認することができます。
ランキング表のL列には、こんな式を入れています。
MATCH関数で、B列のコードを過去分析シートの「銘柄コード」範囲より探し、
そこで出てきたセル番地を、HYPERLINK関数のリンク先に設定する(MATCH関数の結果が行番号のみなので、シート名称と列番号(『#過去分析!A』の部分)とを組み合わせています)とともに、
表示する文字列は、過去分析シートの「決算情報確認日」に入れた日付としています。
MATCH関数の結果と行番号のずれを防ぐため、「銘柄コード」の範囲は1行目からとしています。
名前の範囲を途中からにせざるを得ない場合は、HYPERLINK関数のリンク先設定の部分で、数字を差し引きすればうまく動いてくれると思います。
現状、タイマムシンはこんな感じで高配当銘柄の分析をしています。
これでやればやるほど楽になっていく…といいなー…
ファイルの動きを確認したい方は、こちらからダウンロードできます。
高配当株分析用ファイル2
そのまま使ってもらっても、タイマムシンは特に文句言いません。
2022.9.17 ちょっと更新
高配当株ランキング雛形3
Yahoo!さんの配当利回りランキングページのレイアウトが変更になっちゃったので、それに合わせてセル配置を変更しております。
それではまた。
タイマムシンのオススメ本はこちら