レーシックを受けてみたお話−１

タイマムシンは、３０前くらいにレーシック手術を受けております。

これのお陰で、現在はメガネもコンタクトも使わない快適生活なのです。

レーシック手術ってのは、ざっくり言うと、

「角膜をレンズの形に削って、視力を矯正する」

手術のことです。

レーシック手術

滋賀県の森井眼科さんが、動画付きで解説ページを作ってくれていましたので、リンク貼っときます。動画もあって非常にわかりやすいです（ちょいグロかも知れません。苦手な方はご注意を）。

レーシックの手術方法（森井眼科医院より）

それからおおよそ１５年あまり、まあまあ快適に過ごしておりますので、その時の体験談を書いてみようと思います。

レーシック手術の話は聞いたことあった

２０歳くらいのころ、親戚が視力矯正手術を受けた

子どものころ、近所に同い年の又従兄弟が住んでまして、よく一緒に遊んでいたのです。

その子と僕は、けっこう強めの近視であるという共通点がありました。

いわゆる「瓶底メガネ」が必要な近視です。

瓶底メガネ

（メガネを外すと美男だったかは…僕自身は言及しないでおきましょうｗ）

僕自身の視力は０．０２くらい、彼も同じくらいだったと思います。

中学校から高校くらいでめっきり疎遠になってしまったのですが、大人になってしばらくしたころ、風の噂に、

「◯◯君（又従兄弟の彼）が視力矯正手術を受けて、『世界が変わった』って言ってた」

という話を聞いたのです。

と一瞬思ったものの、

てな感じでウダウダしただけで、その時点ではそれ以上思考を深めることもなく、日々を過ごしておりました。

視力０．０２というと、間違いなく強度近視の部類に入ります。

ハッキリ見える範囲は眼の前１０ｃｍくらいでしたｗ

メガネの度数（ジオプターってやつ）は−６．５とかだったと思います。そりゃ瓶底にもなりますわｗ

メガネなしではマンガも読めません。

その代わり細かいものはめっちゃ良く見えました。

うぶ毛一本一本見るのなんか余裕でした。

コンタクトレンズを使いだした

多分２２歳くらいのころだったかと思いますが、タイマムシンは色気づいて来たのです。

ついにコンタクトレンズを使いだしてしまったのです。

きっかけは何だったか、すっかり忘れてしまいましたが、ともかくコンタクトの物が小さく見えないスッキリした視界と、瓶底メガネで輪郭に段差ができない顔面を手に入れたくなったのです。

①ハードコンタクトレンズを試してみた

オカンは昔からコンタクトレンズを使ってました。

時代的に間違いなくハードコンタクトレンズです。

という謎の根拠で使い初めてみました。

正直、オカンの時代はコレしかなかったから使い続けてたんだなー、と納得しましたｗ

②ソフトコンタクトレンズにしてみた

それでも半年くらいは我慢してハードレンズを使い続けてたんですが、

という気持ちが強くなってきて、もったいないとは思いつつ導入してみました。

ちなみにハードレンズだと２〜３年使えるようですが、ソフトレンズの寿命は１年ほどだということです。

寿命が短い分、維持費はハードレンズよりも高くなる傾向にあるようです。

というわけで、つけ心地が良くなったことだけ満足してました。

③一日使い捨てのレンズを使ってみた

ソフトコンタクトレンズを１年ほど使ってたんですが、やっぱり日々のケアが面倒になってきて、ケアをしなくて良い１日使い捨てのタイプを導入してみました。

というわけで、一度使い始めたら抜け出せなくなり、そのまま１日使い捨てを愛用し続けておりました。

ちなみにこれ、１枚１００円ほどします。

両目に付けるので、毎日付けると１年で７００００円ほど出ていく計算になります（多分ネットで買えば半額くらいですが…）。

独身貴族のタイマムシンはそんなこと全く気にせず使ってましたｗ

レーシックを受けた話を聞いてしまった

そんなこんなで使い捨てコンタクトを使い続け、多分２０代後半のある日、行きつけの美容室で再びレーシックの話を聞くことになりました。

というわけでカット完了後、実際に受けた方に話を伺うと、

ということでした。

この時点で、だいぶ受ける方向へ気持ちが傾いております。

レーシック（というか視力矯正手術）について調べてみた

というわけで、帰ってから安渕眼科さんのサイトを見てみました。

安渕眼科ホームページ

なんだか専門用語が羅列してあって非常にわかりにくいですがｗ、

というところまではわかりました。

ちなみに安渕眼科さんのページだけではイマイチどういうものかわからなかったのでｗ、それぞれ単独で検索もしています。

自分でも調べてみた結果、だいたい以下のような特徴があるようでした。

ここまで自分で調べた限りでは、

という感じでした。

ちなみにレーシックでは、フラップを作る方法も２種類あって、

ということです。

南青山アイクリニックさんが比較動画を上げてはりましたので、リンク貼っておきます。

音声の説明はマイクロケラトームのもののみですが、映像は左半分がマイクロケラトームによるフラップ作成、右半分がレーザーによるフラップ作成になっています（音声撮り直してくれないかな…ｗ）。

コレを見る限り、レーザーの方が恐怖感は少ないですね。

安渕眼科に行ってみた

素人で集められる前提知識はある程度揃ったので、実際に安渕眼科さんに連絡してみました。

視力矯正手術を考えていることを伝えると、検査時の注意点をいくつか伝えられました。

検査にて角膜の形状や厚みを測るのですが、コンタクト装用していると角膜が影響を受けてしまって、正確な検査ができないとのことで、生まれたままの角膜に戻すのにコンタクト装用中止が必要とのことです。

ワンデータイプはソフトコンタクトに分類されるので、３日程度装用しなければ良いみたいでしたが、僕は１週間くらい瓶底メガネで生活していた覚えがあります。

交通手段については、検査において散瞳薬（瞳孔を開く薬）を使用する必要があり、こいつが効果が切れるまで５時間くらいかかるので、その間瞳孔開きっぱなし（死んだわけではないですｗ）で非常に眩しくて、車の運転ができないようです。

なのでサイトの検査説明ページにも「検査の方は自家用車を運転しての来院はしないでください」と注意書きがあります。

というわけで、１週間後の予約を取って、慣れない路線で行ってきました。

最寄り駅は近鉄京都線「新田辺駅」という、初めて聞く名前の駅です。

彦根駅から電車で２時間近くかかりますｗ

問診開始

検査当日は「問診」→「検査」→「問診」の順番だったと思います。

なんせ２０年近く前のことでうろ覚えですがｗ

最初の問診では、手術の説明（レーシック、イントラレーシック、ＰＲＫ、その他）と、レーシックの場合のフラップズレのリスク、ドライアイの症状が出ること、ハロやグレア現象などの説明を受けました。

ちなみに、ハロ現象・グレア現象とは、手術のあとの光源の見え方の変化のことです。

ハロ現象・グレア現象（パープレキシティＡＩに質問）

これは視力矯正手術に限らず、白内障手術なんかでも一般的に発生する症状のようです。

この問診で何を喋ったか、正直あまり記憶に残ってないんですが、唯一強く記憶に残っているのが、

というやり取りでした。

目に良いと思って使っていたアイボンだけに、ちょっとショックでしたｗ

あのスッキリ感も好きだったんですが。

検査開始

検査では、角膜の厚み測定、乱視の有無、現在の視力などを測られます。

散瞳薬をどの検査で使われたかさっぱり覚えていないんですが、どうやら一度屈折力の測定をしたあと、瞳孔を開いて再度屈折力を測定するようです。

別の病院のものですが、検査の流れが詳しく記載されたページを見つけましたので、リンク貼っておきます。

レーシック手術とは（フジモト眼科）

このページに載っている検査⑪が、散瞳薬を用いた検査のようです。

うろ覚えですが、全ての検査が終わるまでに２時間くらいかかった記憶があります。

このときに手術の希望も聞かれたんですが、

ってなやり取りがあって、事前に聞いてた体験談の方もレーシックだったのもあって、なんとなくレーシックをやることになってしまいました。

今にして思えば、この選択は若干後悔しています。

もっと意思を強く持って、手間がかかっても痛みに耐えても、ＰＲＫの気遣いの無用さとスッキリ視界を手に入れておけばよかったと思っています。

てゆーか、看護師さんがそんな誘導しないでほしい。先生ならともかくｗ

ちなみに、安渕眼科の先生自身の方針としては、レーシックよりＰＲＫ派のようです（段落２の５行目参照）。

あ、レーシック手術を受けたこと自体を後悔しているわけではないので、誤解なきようお願いします。

再度の問診、及び手術日決定

検査の結果、僕の場合は角膜の厚みが十分あり、どの手術も適応可能とのことでした。

なんとなくでレーシックをやることになっちゃったので、選択肢はフラップを作るのにカンナを使う（通常のレーシック）かレーザーを使う（イントラレーシック）かの二択になっちゃったのですが、カンナがちょっと怖かったのと、レーザーの方が薄いフラップを作れるってことでレーザーの方にしました。

手術は検査後１週間後くらいの日程にしていたと思います。

ってことだったので、検査の帰りに駅前の美容室に寄って、

という感じで予約を取ってきました。

ちなみに、事前に聞いていた先生のぶっきらぼうさは、僕は個人的にあまり気になりませんでした。

てな感じです。

ただ、今グーグルマップの口コミを見ると結構な割合で低い点数のものがあって、大半は「先生の説明が早口でしかも専門用語いっぱいでわからない」「聞き返すと嫌な顔をされる」的なものになってます。

やはり合わない人には合わない病院（というか先生）のようですｗ

自分の心が強いという自信がある方にとっては、安価に視力矯正してくれる良い病院です。

でも、事前にある程度の知識は仕入れてから行ったほうがいいです。専門用語オンパレードなのは確かなのでｗ

長くなってきましたので、実際の手術以降は次回の記事で書いていきます。

続きはこちらの記事にて

レーシックを受けてみたお話−２ 前回の記事に引き続き、レーシック体験談を書いていきます。 前回の記事↓ https://www.taimamushin....

ＩＣＬについて

僕が手術を受けた当時は、視力矯正といえばレーシック全盛の時代でした。

でも、今受けるならおそらくＩＣＬを選ぶと思います。

レーシックやＰＲＫが

「角膜を削ってレンズにする」

のに対し、ＩＣＬは

「目の中にレンズを入れる」

というものです。

レーシックは一度削ってしまった角膜を元に戻すことはできませんが、ＩＣＬならレンズを取り出せば元の状態に戻せます（厳密に言えば、レンズを挿入したときの穴は残りますが）。

値段はレーシックの数倍しますが、術後の自由度は遥かに高いです。

あと見え方も、レーシックよりＩＣＬの方が良いという話です。

編集後記

１０月のある日、こんな封筒が届きました。

高配当株投資の一環で「サムティＨＤ（187A）」を１０株だけ保有していたのですが、その銘柄を公開買付（ＴＯＢ）により非上場化するとの連絡でした。

非上場になれば、市場での売買はできなくなります。

非上場化による強制塩漬けが嫌なら、ＴＯＢに申し込めば良いんですが（実際、所有者にメリットがあるように、ＴＯＢ発表前の株価よりもかなり高い価格に設定されています）、この手続きがやたらとめんどくさいんですよ。

とまあ、楽天証券で持っている身としては割とハードルが高いのです。

幸い、ＴＯＢが発表されたあとは、市場価格もＴＯＢの買付価格付近に張り付きますので、多少価格が下ることを飲み込めば、市場で売っちゃっても問題ないんです。

僕の場合は、単元未満株を楽天証券の「かぶミニ」で購入してＮＩＳＡ口座に入れていましたので、同じくかぶミニで売却しようと、楽天証券にログインしてみました。

サムティＨＤを売却しようとしたところ、なぜか「かぶミニで売却」のボタンがグレーアウトしています。

他のかぶミニ対象株はボタンが有効になっているので、楽天証券のトラブルやメンテナンスではなさそうです。

お客様サポートに問い合わせて見たところ、

とのことでした（アイコンはお姉さんにしてますが、チャットでのやり取りなので詳細不明ですｗ）。

とのメッセージとともに送ってくれたリンクがこちらです。

単元未満株式の買取請求手続きについて

というわけで、３３０円だけ余計に払って無事に手放すことができました。

教えてくれたサポートの人、ありがとー！

それではまた。