能登川の家を売却する
2016.12に、能登川の戸建て物件を売却しています。
こちらのRCマンションを購入したのが2015.12のことなので、ちょーど1年後くらいですね。
なぜ売却を決意したのかは、今となっては思い出せないのですが、多分手元資金を分厚くするとか、そんな程度の理由です。
入居者さんに声をかけてみる
「金持ち父さん、貧乏父さん」に出てくる不動産投資エピソードに、「賃貸として入居していた方から『この家が気に入ったので、購入させて欲しい』という申し出を受けた」という物があります。
タイマムシンさん、このエピソードにかなり魅せられておりまして、いつかこんなことを実現したいと考えていたわけです。
というわけで、無謀にも入居者さんにアタックしてみました。こっちから言い出したら条件悪くなるっつーのに(笑)
こんちわー。
タイマムシンです。
どうも、大家さんこんにちは。
どうしはりました?
○○さん、そちらの家にどのくらい住むつもりしてはります?
んー、特に決めてるわけではないんですよね…
もうしばらくの間はいさせてもらおうと思ってますけど。
なるほどー。
実はですね。そちらの家手放そうかと考えてるんですよ。
ええっ?そうなんですか?
あ、もちろん、僕が売ろうと売るまいと、○○さんは気にせず住み続けてもらって結構なんですが。
あ、そういうものなんですね。
それでですね、もし売るんなら○○さんに買ってもらうのが、一番問題が無いんじゃ無いかと思いまして。
あ、なるほど、それで連絡してくれはったんですか。
そうなんですよ。
この話どう思います?
いやー、さすがに今は家の購入は考えられないですね。
この家だろうと他の家だろうと。
なるほど、了解です。
というわけで、値段も言わずに玉砕です。
ちなみにこの「入居者さんに物件を購入してもらう」は、後年こちらの物件で実現することになります。
普通に市場に出してみる
ロバート=キヨサキプランはあえなく玉砕となりましたので、不動産屋さんに声をかけて、普通に市場に出してみることにしました。
声をかけたのは、入居付けをしてくれてる不動産屋さんの、売買部門です。
2010年の購入価格は420万だったのですが、提示額が490万だったので、このときもその価格で出したように記憶しています。
査定をしたかどうかは全く覚えていません。
購入希望者現る
そして、サイトに掲載して3日後くらい。
タイマムシンさん、430万での購入希望がありました。
おおっと、めっちゃ指すじゃないですか。
そうですねぇ…
タイマムシンさんほどじゃないですけど(笑)
う、すみません。
自分を棚に上げてました(笑)
しかし絶妙なとこ突いてきますね…
そうですよねぇ…
希望価格からは大分指されましたけど、損が出るわけでは無いという(笑)
うーん、ちょっと交渉してみましょうか。
470って言ってみてくれます?
わかりました。
その価格であたってみます。
そして翌日。
タイマムシンさん、438でどうでしょうかとおっしゃってます。
ぬぅ…手強いですな。
実は先方さん、どこで情報得られたのやら、タイマムシンさんがいくらで購入されてるとか、全部知ってはったんですよ。
ありゃ、そうなんですか。
そんな情報バレるもんなんですね。
うーん、普通はこんなことないんですけどね。
こりゃもう勝ち目ありませんな。
これ以上やるのも不毛だし、438で手を打ちましょうか。
そして決済へ
交渉中は気にもしてなかったんですが、実は買い主さん、現金決済でした。
決済会場は先方の不動産屋さんだったのですが、分厚い封筒に入れた現ナマを会場に持ってきてくれました。
わかる、わかるよその気持ち(笑)
聞けば買い主さん、初めての賃貸物件購入とのこと。
最初の物件は現金で購入するとは、買い主さん若い割に(このとき多分20代くらいだったと思います)、不動産投資の基本を押さえてます。タイマムシンさんも見習いたいところです(←最初から借金した人)
収支について
ざっと収支を計算してみます。
購入価格:420万
諸費用:10%として42万
ローン:370万、金利4%、期間10年(頭金50万)
購入時期:2010.4あたり
保有期間:6年8ヶ月(80ヶ月)
リフォーム費用:(うろ覚えですが)70万くらい
保有期間の金利:約70万円
入居期間:5年8ヶ月(68ヶ月)(最初の1年は空家だったので)
家賃収入:5万円×68ヶ月=340万円
収入合計:340+438=778万円
支出合計:420+42+70+70=602万円
収支:778ー602=176万円
(実際にはここから、不動産取得税・固定資産税が差し引かれます)
7年近く保有したにしてはしょぼい金額ですが、まあ最初の物件はこんなもんでしょう。
損はしてないのでヨシとしましょう。
編集後記
こちらの記事に書いた、越前市のアパート+一軒家なのですが、一軒家は2019年に解体済みです。
※画像の一番下の部分です。
現在こちらのスペースを、月極駐車場にしてやろうかと思っています。
幅がおおよそ7m、奥行きは21mあります。
駐車場を作るにあたって、何台分くらい区画を作れるのか、エクセルでシミュレーションしてみました。ちなみに1台分の目安は、2.5m×5.0mということでした。
最初の案がこちら(1マス50cmです)。
詰め込めば4台分行けるかと思ったんですが、これだと通路幅が2mちょっとしかありません。
僕くらい車両感覚に優れている人間なら特に問題ないんですが(笑)、一般的には通路幅3.5mくらいないと使いにくさを感じるようです(一方通行の場合)。
というわけで、3.5m確保しようとしたら、こうなりました。
一台減ってしまいました。
しかも、区画の進路方向延長上に次の区画があるので、これだと縦列駐車とあんまり変わらんような(笑)
いっそこうすべきかもしれません。
結構お金かけたんですが、2台分しか確保できないとは、つまらない結果になったものです。
くそう、真ん中に鎮座しているよそ様の家を購入できれば…
(皮算用シミュレーション)
ちなみにライン引きについては、現状砕石舗装なので、塗料を塗るタイプのラインは施工できません。
普通はそういう場合、トラロープで区画割するんですが、あれって1年も経つとボロボロになるんですよね。しかも色あせてくるから駐車位置がわからなくなります(特に夜)
どうしたものかと思ってたんですが、ネット検索してたらこんな製品を見つけました。
駐車場ラインテープ(広告)
「ブーブーライン」
ラインテープを地面に釘で固定して、駐車場区画を作るというコンセプトの製品です。
グラスファイバーを樹脂でコーティングしてて、施工後7年ほど保つという触れ込みの優れものです。
これなら素人の僕でも十分施工可能だと思いますんで、いっちょ今度DIYに挑戦してみます。
失敗してどうしようも無くなったら、諦めてトラロープにします。
それではまたっ!
タイマムシンのオススメ本はこちら